MENU

ようこそ、テルモ労働組合ホームページへ

日頃はテルモ労働組合の活動にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。過日の第34回定期大会において中央執行委員長に就任いたしました八巻と申します。どうぞよろしくお願いします。

 

テルモ労働組合は、199111月に本社地区の労働組合である「旧テルモ労働組合」と工場地区の労働組合である「テルモ民主労働組合」が統合して今期で34年目を迎えます。テルモ労働組合は、「組合員の安全と安心」を大前提として約3,900名の仲間と日々の活動を行っています。その中でテルモは様々な制度が構築されていますが、これまでの諸先輩方々が苦労して築き上げられた歴史・運動があったからこその環境であります。私たちは諸先輩方々が築き上げられてきた歴史と運動を継承しつつ、現在、そして未来へ向かって、一人ひとりが感謝の気持を大切にしながら、社会・労働環境の変化に応じた制度の整備・構築を行うことで、組合員一人ひとりが安全・安心に働き続けられるよう取り組んでいきたいと考えております。

 

今期2025-2026期の重点活動テーマとして、「安全」「新人事制度」「産業政策」を掲げ活動を展開しています。これら重点活動項目を進めるにあたっては、今まで以上に組合員の皆さんからの意見・要望(ボトムアップ)が重要であると考えており、その場づくり(機会提供)として「職場集会」を積極的に活用していきます。職場集会では執行部から組合員の皆さんに必要な情報発信をしつつ、組合員の皆さんからのご意見・情報収集の強化を進めて参ります。今後、皆さんの職場で「職場集会」を展開していきますので、積極的にご参加いただくことで皆さんの職場の声を執行部まで届けてください。

 

【安全について】~重大労働災害ゼロを維持するため~

私たちの最優先活動項目である「安全」の取り組みについて、これまで工場地区会議等を通じて各事業所の機械安全を中心に情報交換や協議を重ね、協議で上がった諸課題については、団体交渉や支部労使協議の場で会社・事業所に改善を求め、労使双方で連携しながら活動を展開してきました。これまでの活動を通じて、「安全体制の構築」「機械安全に対するハード面(安全機構)の高い水準での環境整備」などが行われ、組合員の安全・安心につなげてきました。ただ、安全は一度作られれば達成というものではなく常に状態が変化していきます。安全な状態を維持していくためには、働く誰もが日頃より安全に対する意識を持ち続けるための指導や教育、安全を推進する組織や人財育成、設備のチョコ停などトラブルを最小限に抑え、生産担当者が安全に働き続けられるための対策・改善など環境整備が重要になります。

今期は、これまでの安全活動を継続しつつ、新たに工場地区の執行委員を対象とした外部講師による安全研修や支部間の人的交流を通じて他事業所を知る活動などに注力することで、役員の人財育成(安全リーダーの育成)を図り、安全の底上げ・安全文化の醸成につなげるべく活動を展開していきます。

未来永劫、重大労働災害を発生させないために、また重大労働災害で組合員の命が奪われることがないよう、皆さん一丸となって安全活動を展開していきます。

 

【新人事制度について】~より良い制度構築にするため~

2024年4月に新人事制度(一般・中堅職)が導入されました。新人事制度導入にあたって、20234月以降会社側と組合側で全14回に渡り協議を重ねながら対応を進めてきました。

新人事制度の制度設計の基本的な枠組みについては、経営の考え、判断で行われる中で、制度設計の段階から私たち組合側が協議に加わることができたことは、組合員の安全と安心を守るために非常に大きな意味があったと捉えています。

会社側との協議に臨むにあたり、組合執行部の基本的スタンス・考え方については、組合員の安全と安心を大前提として、将来に渡り組合員の「雇用を守る」(リストラなど人員削減につながらないこと)、ことを軸に対応を進めてきました。協議内容については、「中堅・一般職への導入の背景、目的」、「給与体系の確認」(月収・年収の水準、等級移行、移行後の給与改定・水準のあり方)、「新等級の設計、進級、昇格、降格の基準」「退職金制度の維持(20年保証+終身、確定給付型)」を中心に執行部の考え、意見を伝えながら協議を重ねてきました。その上で、組合執行部としてこのタイミングで新人事制度への移行が将来に渡り組合員の安全と安心を守り続けるために必要と判断し導入に至っております。

新人事制度導入後は、多くの組合員の皆さんから職場集会等を通じて、新人事制度の制度内容、新等級任用基準や評価の妥当性、賃金水準の在り方等についてご意見やご要望が執行部まで寄せられています。

今期についても、組合員の皆さんの働く環境が大きく変化した「新人事制度」について重点活動テーマに掲げ、これまで皆さんから寄せられているご意見やご要望を組合執行部で取り纏め整理しながら、今後の会社側との折衝につなげていき、適切に新人事制度が運用されるようチェック機能としての役割を果たしながら、より良い人事制度が構築できるよう活動を展開していきます。多くの組合員の皆さんにとって、2年後、5年後、10年後、新人事制度が導入されて良かったと思えるようなより良い人事制度を皆さんと構築していきたいと考えておりますので、引き続き、職場の声を執行部まで届けてください。

 

【産業政策について】~医薬品・医療機器産業(企業)の成長に貢献するため~

これまでテルモ労働組合として産業政策の取り組みについては、上部団体「UAゼンセン」の各種会議に組合執行部が参加することで活動を展開してきましたが、他方で組合員の皆さんの現場の声に基づく活動がなかなかできていない状況でした。

私たちの産業である医薬品・医療機器産業は、薬価改定(不採算品など含め)や医薬品の供給問題、また、AI等を代表するデジタル技術を用いた医療機器の開発や各種規制の在り方など国の政策・制度によって働く環境や企業業績に影響を受けます。今期、重点活動テーマとして「産業政策」を掲げ、労使では解決することができない医薬品・医療機器産業の諸課題について、組合員の皆さんの現場の声をヒアリングしながら課題等を抽出し、上部団体「UAゼンセン」を通じつて要請書や組織内議員を通じて国政に働き掛けることで、医薬品・医療機器産業の健全な成長に貢献し、組合員の安全と安心につなげる活動を展開していきます。

 

最後に、これからの1期2年、変化する環境に適応しながら、皆さんとともに活動を展開していくことが大切であると考えております。労働組合の活動は執行部だけで出来るものではありません。活動の原点は「職場」であり、皆さん一人ひとりが「主人公」です。組合員一人ひとりが日々の環境変化にアンテナを高くし、一人では解決できないことを皆の力を合わせて活動を行うことで組合員の安全と安心を実現する。そんな組織にしていきたいと考えております。「一人の百歩より百人の一歩」です

皆さんと共に一歩ずつ確実に前に進めていきたいと考えておりますので、皆さんのご理解とご協力よろしくお願いします。

 2024年11月 UAゼンセン テルモ労働組合 中央執行委員長 八巻 繁