ようこそ、テルモ労働組合ホームページへ
日頃はテルモ労働組合の活動にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。過日の第32回定期大会において中央執行委員長に就任いたしました八巻と申します。どうぞよろしくお願いします。
先ずは、新型コロナウイルス感染症の拡大から3年が経過し、日本でも経済活動の正常化に向けWithコロナへと移行しつつあります。組合活動においてもオンラインを活用した活動も定着し、いつでも全国の仲間とつながることができるようになりました。今後はオンラインを活用しながらも社会環境の変化も鑑みつつ対面の活動も増やしながら、対面だからこその意義・価値観を感じてもらう活動を展開していきますので、引き続きよろしくお願いします。
テルモ労働組合は、1991年11月に本社地区の労働組合である「旧テルモ労働組合」と工場地区の労働組合である「テルモ民主労働組合」が統合して今期で32年目を迎えております。テルモ労働組合は、「組合員の安全と安心」を活動の軸として約3,800名の仲間と日々の活動を行っています。その中でテルモは様々な制度が構築されていますが、これまでの諸先輩方が苦労して築き上げられた歴史・運動があったからこその環境であります。私たちは諸先輩方々が築き上げられてきた歴史と運動を継承しつつ、現在、そして未来へ向かって、一人ひとりが感謝の気持を大切にしながら、社会・労働環境の変化に応じた制度の整備・構築を行うことで、組合員一人ひとりが安全・安心に働き続けられるよう取り組んでいきたいと考えております。
今期2023-2024期の重点活動項目として、「現場の安全」「人事制度改定」「60歳以降の働き方」を柱として掲げ活動を展開しています。これら重点活動項目を進めるにあたっては、今まで以上に組合員の皆さんからの意見・要望(ボトムアップ)が重要であると考えており、その場づくり(機会提供)として「職場集会」を積極的に活用していきます。職場集会では執行部から組合員の皆さんに必要な情報発信をしつつ、組合員の皆さんからのご意見・情報収集の強化を進めて参ります。今後、皆さんの職場で「職場集会」を展開していきますので、積極的にご参加いただくことで皆さんの職場の声を執行部まで届けてください。よろしくお願いします。
最後に、労働組合の活動は執行部だけで出来るものではありません。活動の原点は「職場」であり、皆さん一人ひとりが「主人公」です。組合員一人ひとりが日々の職場・労働環境にアンテナを高くし、また、活動の担い手としての認識を持ち、その力を結集し、一人ではできないことをみんなの力を合わせて活動を行うことで「組合員の安全と安心」を実現していく。そんな組織にしていきたいと考えております。
組合員の皆さん一人ひとりが活動に参画いただくことがテルモ労働組合の力となります。皆さんと共に一歩ずつ確実に前に進めていきたいと考えておりますので、皆さんのご理解とご協力よろしくお願いします。
2023年1月 UAゼンセン テルモ労働組合 中央執行委員長 八巻 繁